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1月25日 ロイターより抜粋
ドルはFOMCとダウに注目、ユーロにアジア各国中銀の下支え期待
28日から始まる週の外為市場では、ドルが対円で底堅い展開を予想する市場参加者が多い。ユーロ/ドルは横ばいで、上値は欧州系のリアルマネーの売り、下値は外貨準備の通貨構成をドルからユーロへと徐々に乗り換えているアジアの中央銀行買いに挟まれる見通し。
最大関心事は29─30の両日開催予定の米連邦公開市場委員会(FOMC)。通貨・金融市場では、現在25―50bp(ベーシスポイント)の利下げを織り込んでいるが、利下げを見送るという観測も浮上している。為替市場はFOMCを受けたダウ工業株30種の反応待ち。
予想レンジはドル/円が106.00―108.50円、ユーロ/ドルが1.4400―1.4900ドル。
<ドル/円はFOMC待ち>
市場では、米国が追加利下げすれば、米株価の上昇とともに、ドル買い材料となる可能性が高いとの見方が優勢だが、「前回0.75%でもダウが下がってしまったので、株式市場の反応は未知数、ダウの反応を見るまでは、108円台を買い進んでいくことは難しい」(国内金融機関)との声も聞かれる。
1月30日に発表が予定されている10―12月期の米実質GDPは1%台前半への成長鈍化が予想されている。「FOMC直前の発表でもあり影響は限定的と見ているが、仮にマイナス成長となればドル売り材料となろう」(みずほ総研・経済調査部シニアエコノミスト・吉田健一郎氏)という。
2月1日には1月の米雇用統計の発表がある。「雇用統計は前回低い伸びとなった反動が予想されているが、すう勢的に雇用の伸びが低下しているなかで、マイナスに転じる場合にはドル高/円安の圧力が高まろう」とロイヤルバンク・オブ・スコットランド銀行・ヘッドオブFXストラテジーの山本正文氏は指摘する。12月の米失業率は5.0%、非農業部門雇用者数は03年8月以来の低い伸びの18000人だった。
実需筋の動きでは、今週に続いて来週も比較的高水準の輸入の船積みが予定されており、輸入業者からのドル買い/円売り需要が見込まれている。
<ユーロ/ドルは横ばい、アジア中銀が下支えも>
来週のユーロ/ドルはほぼ横ばいの動きを予想する参加者が多い。
ユーロ/ドルの1.4300―1.4400ドルのゾーンでは、アジア中銀の動きが活発化する可能性がある。各国中銀は豊富な外貨準備の通貨構成を徐々にドルからユーロにシフトさせており「ユーロの安値では必ず拾ってくる」(国内金融機関)という。また、アジアの投機マネーは、ユーロについては「バイ・オン・ディップス」(安値ではビッドを入れる)スタンスだ。
「欧米金利差との比較では未だユーロには割安感が残り、当局者の最近のタカ派的なコメントなども勘案すれば買い進め安い。しかし、一方で、欧州金融機関のサブプライム関連損失報道等にも市場は敏感だ」とみずほ総研の吉田氏は語る。
今週、ユーロの高値圏では投機マネーや欧州系のリアルマネーの売りが散見され、ユーロの頭を抑えたが、来週も同様の構図が予想される。
2月7日には欧州中央銀行(ECB)の理事会が予定されている。ユーロ圏景気に減速感が強まっているが、ユーロ圏の金融政策担当者の発言などから、市場は金利据え置きを見込んでいる。
トリシェECB総裁は24日「われわれのコンパスには針がひとつだ。それは物価の安定だ。物価の安定と金融市場の安定には矛盾はない」と語り、物価安定の政策ゴールのために必然性がなければ金融政策を変更しないことを示唆した。
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ドルはFOMCとダウに注目、ユーロにアジア各国中銀の下支え期待
28日から始まる週の外為市場では、ドルが対円で底堅い展開を予想する市場参加者が多い。ユーロ/ドルは横ばいで、上値は欧州系のリアルマネーの売り、下値は外貨準備の通貨構成をドルからユーロへと徐々に乗り換えているアジアの中央銀行買いに挟まれる見通し。
最大関心事は29─30の両日開催予定の米連邦公開市場委員会(FOMC)。通貨・金融市場では、現在25―50bp(ベーシスポイント)の利下げを織り込んでいるが、利下げを見送るという観測も浮上している。為替市場はFOMCを受けたダウ工業株30種の反応待ち。
予想レンジはドル/円が106.00―108.50円、ユーロ/ドルが1.4400―1.4900ドル。
<ドル/円はFOMC待ち>
市場では、米国が追加利下げすれば、米株価の上昇とともに、ドル買い材料となる可能性が高いとの見方が優勢だが、「前回0.75%でもダウが下がってしまったので、株式市場の反応は未知数、ダウの反応を見るまでは、108円台を買い進んでいくことは難しい」(国内金融機関)との声も聞かれる。
1月30日に発表が予定されている10―12月期の米実質GDPは1%台前半への成長鈍化が予想されている。「FOMC直前の発表でもあり影響は限定的と見ているが、仮にマイナス成長となればドル売り材料となろう」(みずほ総研・経済調査部シニアエコノミスト・吉田健一郎氏)という。
2月1日には1月の米雇用統計の発表がある。「雇用統計は前回低い伸びとなった反動が予想されているが、すう勢的に雇用の伸びが低下しているなかで、マイナスに転じる場合にはドル高/円安の圧力が高まろう」とロイヤルバンク・オブ・スコットランド銀行・ヘッドオブFXストラテジーの山本正文氏は指摘する。12月の米失業率は5.0%、非農業部門雇用者数は03年8月以来の低い伸びの18000人だった。
実需筋の動きでは、今週に続いて来週も比較的高水準の輸入の船積みが予定されており、輸入業者からのドル買い/円売り需要が見込まれている。
<ユーロ/ドルは横ばい、アジア中銀が下支えも>
来週のユーロ/ドルはほぼ横ばいの動きを予想する参加者が多い。
ユーロ/ドルの1.4300―1.4400ドルのゾーンでは、アジア中銀の動きが活発化する可能性がある。各国中銀は豊富な外貨準備の通貨構成を徐々にドルからユーロにシフトさせており「ユーロの安値では必ず拾ってくる」(国内金融機関)という。また、アジアの投機マネーは、ユーロについては「バイ・オン・ディップス」(安値ではビッドを入れる)スタンスだ。
「欧米金利差との比較では未だユーロには割安感が残り、当局者の最近のタカ派的なコメントなども勘案すれば買い進め安い。しかし、一方で、欧州金融機関のサブプライム関連損失報道等にも市場は敏感だ」とみずほ総研の吉田氏は語る。
今週、ユーロの高値圏では投機マネーや欧州系のリアルマネーの売りが散見され、ユーロの頭を抑えたが、来週も同様の構図が予想される。
2月7日には欧州中央銀行(ECB)の理事会が予定されている。ユーロ圏景気に減速感が強まっているが、ユーロ圏の金融政策担当者の発言などから、市場は金利据え置きを見込んでいる。
トリシェECB総裁は24日「われわれのコンパスには針がひとつだ。それは物価の安定だ。物価の安定と金融市場の安定には矛盾はない」と語り、物価安定の政策ゴールのために必然性がなければ金融政策を変更しないことを示唆した。
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2008/01/27(日) | トレンドなのか!?
